持続可能な開発目標への取り組み

SDGs Initiatives

SDGs

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持続可能な開発目標(SDGs) 大和容器の取り組み

2015年に国連で採択された持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)は、豊かで活力ある未来をつくるために17の目標を定め、2030年までの達成を目指す世界規模の取り組みです。大和容器株式会社は「容器の製造と販売を通じて社会のために貢献」を経営理念に掲げており、3つの重要課題を抽出し社会課題の解決に取り組み、SDGsの目標達成に向けて、国際社会の一員として貢献してまいります。

1.金属容器を通じて、お客様や社会から信用されるモノ作りをめざします

つくる責任つかう責任

海の豊かさを守ろう

パートナーシップで目標を達成しよう

■ 環境に優しい金属キャップや18L缶を供給します

マイクロプラスチック等海洋汚染が問題になる中、金属容器はリサイクル性に優れた容器として見直されています。当社はジャムや海産物、酒類の瓶製品に被せられている金属キャップを全国へ、業務用で使用される18L缶を九州地域のお客様へ供給しています。
商品となった金属容器は、消費後に資源ごみとして扱われることにより金属製品に生まれ変わります。

■ 安全で安心していただける製品やサービスをとどけます

当社の製品を安全で安心してお使いいただけるよう、品質マネジメントシステムを中心に品質管理を行い、PDCAのサイクルを回しながら品質の維持向上を図っています。また、国際的に食品容器の安全性が求められていますが、法規制や規格基準に対し取り組み、生産環境についても食品衛生規格に沿った仕組みづくりを目指しています。
従来型の金属キャップに満足せず、デザイン面や機能面にも配慮したモノ作りを継続してまいります。近年商品化したRDP型・深型キャップは再資源型容器として採用いただきました。また、金属容器に使用される板材の印刷方法やお客様への運送形態についても、CO2を削減できるようパートナー会社と共働していきます。

2.社員が働きやすい職場環境をつくり、成長・挑戦する人材を育成、支援します

すべての人に健康と福祉を

ジェンダー平等を実現しよう

働きがいも経済成長も

人や国の不平等をなくそう

パートナーシップで目標を達成しよう

■ 社員の健康管理を会社、健康保険組合で支えます

会社の発展には全従業員の健康づくりが大切です。健康保険組合と協力し予防接種等の費用補助や定期健康診断・健康指導の実施により健康管理をサポートしています。(本社長崎工場ではストレスチェックも実施)
コロナウイルスの感染リスクから社員を守るため、工場・事務所棟の入口には消毒用アルコールや顔認証サーモグラフィカメラを設置し体調を確認しています。

■ 職種や性別に関係なく社員が働きやすい職場をつくります

社員が働きやすいよう産休・育休制度や半日単位で取得できる有給休暇制度により社員の子育てを応援しています。また不合理な待遇差が無きよう「同一労働同一賃金」を推進し、ハラスメント講習会も実施しています。
職場ミーティングや各委員会を通じ、職場の声を拾い職場環境改善を行っています。毎月誕生日会を開催し、社員旅行又は慰安会などを通じ職場コミュニケーション向上に努めています。

■ 成長・挑戦する人材を育成支援し、社員が活躍できる環境をつくります

新入社員への教育や全員が社外講習会にも積極的に参加できるように、また資格取得にかかわる諸費用も会社が負担し、人材育成、スキルアップに力を入れています。グループ会社と連携し勉強会を行うなど社員が学べる機会をつくります。
採用にあたっては、年齢、性別、学歴、経験といった条件ではなく、本人の適性とやる気を評価し人材を雇用しています。
全従業員が出席する月例会を開催し、経営概況や販売・生産状況、品質や安全衛生などについても共有しています。業務改善提案や販売促進アイデア、安全衛生標語の募集や採用を通じて、働きがいのある職場をつくります。

3.地球環境に配慮し、地域活動を通じて人と地球の豊かさをつくります

エネルギーをみんなにそしてクリーンに

住み続けられるまちづくりを

気候変動に具体的な対策を

■ CO2排出量の削減を目標に社内環境を整備します

持続可能な社会の実現に向け、地球環境保全への取り組みは不可欠なものと考えています。
CO2排出量の削減を目標に、全社においてLEDや無電極照明に切り替え、平成28年度に実施完了しました。また、時間外・不要時の消灯による節電、エアコン温度の適正化といった、さまざまな対策を実践しています。本社長崎工場では、2021年からデマンドコントローラ設置により、電力使用量の見える化や都市ガス化を進め、更なるCO2削減に取り組んでいます。

■ 省資源活動により限りある資源を大切にします

金属容器に使用する板材は、使用率を最適化し無駄を省いています。当社では生産時に発生した端材(スケルトン)等をプレスして固め、再資源化の取り組みを実施しています。
各職場エリアでは、紙としての保管記録類を極力減らし、ゴミの分別など環境を意識した活動を実施、継続してまいります。

■ 地域活動に参加し地域の活性化に貢献してまいります

安全で安心して暮らせる環境をつくるために、本社長崎工場では「諫早中核工業団地」のスポーツイベントや清掃活動に参加しています。また、自衛消防団活動や地域の消防防災活動に協力しており、今後も地域社会に貢献してまいります。

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